UbuntuとCentOSの違いについて
私の環境は、widnows10でWSLにUbuntuを入れて、サーバーとして開発をしています。
開発する際に、Ubuntuの情報を調べてもなかなか出てこないことが多く、いつも困っています。。。
なので、CentOSとUbuntuの違いについて、少しまとめてみます。
UbuntuとCentOSの開発の方向性について
Ubuntuのスローガンとして、「誰にでも使いやすい最新かつ安定したOS」
CentOSのスローガンとして、「コミュニティによるエンタープライス級のOS」
というように異なっている。
つまり、CentOSは商用で使える圧倒的な高品質なOSを目指しており、Ubuntuは普通の人でも使いやすいOSを目指しているという点で、方向性が異なっている。
また、UbuntuはDebian系で、CentOSはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)系である。
シェア率について
現在(2020/5/16)のEC2での使用状況は以下のようになっている。
Ubuntu : 400800
CentOS : 39658
圧倒的にUbuntuの方が多いことがわかるが、これは世界的な統計のよう。
日本で開発しようとすると、圧倒的にCentOSが多いということは、これを読んでいる皆さんなら実感しているのではないでしょうか。
実用性について
①パッケージの管理管理ツールの違い
Ubuntuではdeb+aptで、CentOSではRPM+YUMで管理している。
管理ツールが異なっているだけならいいが、そのパッケージ数に大きく違いがある。
CentOSでは20,000だが、Ubuntuでは47,000と管理されるパッケージ数が異なっている。
②サポート期間(LTS)について
CentOSでは10年だが、Ubuntuでは5年とサポート期間も異なっている。
個人的な感想
かなりざっくり他のサイトの情報を引用しつつ、まとめました。
世界的な流れはUbuntuではありつつも、日本ではCentOSが主流な気がする。日本人の初心者が手を出しやすいのはCentOSな感じですね。
ただ、UbuntuもGUI版が出ており、以前使用した感じではかなり使いやすかったと記憶しております。
サーバー運用の勉強に使用したいならCentOSで、それ以外の用途ならUbuntuかなと思いました。
※参考サイト様
http://jsstudy.hatenablog.com/entry/Is-Ubuntu-better-than-CentOS-for-server-Linux